梅雨の朝に炊いた、小豆の甘煮
今朝は小雨で、気温も22度ほどまでしか上がらない一日でした。退職してから三か月、朝の時間がゆっくり流れるようになって、こんな日は台所で何かことこと煮たくなります。
先日、近所の大久保米穀店で、北海道産の小豆を小さな袋で買ってきました。今日はそれを使って、甘煮を作ってみました。小豆はさっと洗って、たっぷりの水で火にかけ、沸いたら一度ゆでこぼします。渋みを抜くためです。もう一度水を替えて、弱火でことこと一時間ほど。指でつまむとつぶれるくらいやわらかくなったら、砂糖を三回に分けて入れ、最後に塩をほんのひとつまみ。台所じゅうに甘い湯気が広がって、雨の音と一緒に、のんびりした気分になりました。
夫は囲碁の本を読みながら、何度も台所をのぞきに来ます。「まだ?」とは言わず、ただ鍋の前に立って、ふむ、とうなずくだけ。そのうしろ姿がおかしくて、笑ってしまいました。
粗熱がとれたところで、ひと匙ずつ小鉢によそって、二人で味見です。少し甘さを控えめにしたので、小豆の味がよくわかります。残りは小分けにして冷凍しました。はるくんとひなちゃんに、いつか会いに行けたら、白玉を作って一緒に食べたいなと考えています。ワクチンの予約も進んでいるので、その日が少しずつ近づいているといいなと、鍋を洗いながら思いました。
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