急に空いた日曜の午後
今日は日曜日で、仕事はお休みでした。午前中に洗濯と掃除を済ませたら、午後がぽっかり空いてしまいました。夫は公民館へ囲碁に出かけ、家の中は、ミケの寝息だけです。
母が亡くなってから、まだ二か月ほどです。入院していたころは、休みの日になると、病院へ行く支度をしていました。その習慣が体に残っているのでしょう。時計を見て、そろそろ出かけなくては、と一瞬思ってしまいました。もうその必要はないのだと気づいて、居間の椅子に腰を下ろしました。
お茶をいれて、縁側に座りました。空はくもりでしたが、日はそれなりに差していて、庭の雪はずいぶん小さくなりました。花壇の端に、黒い土がのぞいています。去年植えたチューリップの芽は、まだ見えません。雪の下で、もう少し待っているのでしょう。
結局、何もしないまま、一時間ほどすぎました。ミケが膝に乗ってきて、重たいなあと思いながら、動かずにいました。針箱を出すこともできたのですが、今日は手を動かさない日にしました。
こんなふうに、ただ座っている午後も、悪くありません。夕方、夫が帰ってきたら、お茶をもう一杯いれようと思っています。
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