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市民ブログ » ゆっくり歩く日々

さちこ

母の病室の窓から、山が見えました

2013-09-10 · カテゴリ: 日常

今日は仕事が終わってから、入院している母の病室に寄ってきました。外来のある建物から病棟までは、渡り廊下を歩いてすぐです。同じ病院に勤めていると、こういうとき、ありがたいと感じます。

母は、ここ何か月かでずいぶん小さくなりました。ベッドを少し起こして、窓の外をじっと見ていました。「あれは、いつも歩いている山かい」と聞くので、「うん、そうだよ」と答えました。くもりでしたが、尾根の線までよく見えました。母は「ここからなら、お前の赤い帽子も見えるかね」と言って、くすっと笑いました。さすがに見えないと思うよ、と私も笑いました。

夕方の食事は、半分ほど食べました。おかゆを一さじずつ口に運ぶ手が、とてもゆっくりです。急がせないように、私は隣で、持ってきたパッチワークの端切れを広げて見せました。「この色は、あの子の赤ちゃん服に合うね」と母が言うので、孫のよだれかけにしようと決めました。

帰りに、朝日ヶ丘神社の前を通ると、境内の銀杏の葉が、ほんの少し黄色くなりかけていました。夜は涼しくなってきたので、母の薄い毛布を、もう一枚持っていくことにします。

母家族日常

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