採血室の椅子に、手袋の跡
今朝は雪の中を、いつもより十分早く家を出ました。気温は氷点下の十度ちかくまで下がっていて、軽自動車のフロントガラスを削るだけで、手がかじかんでしまいます。病院に着くころには、外来の待合室もすっかり人でいっぱいでした。
採血の担当だった今日、気づいたことがあります。冬になると、腕をまくるのが億劫になる方が増えるのですね。厚手のセーターの袖が、なかなか肘の上まで上がらない。そんな中、ある患者さんが「脱ぐのが面倒でねえ」と笑いながら、ゆっくり袖を折ってくださいました。こちらは急かさずに、ただ待つだけです。待つ時間も、採血のうちだと思っています。
寒い日は血管が引っこんで見えにくくなります。腕を温めてもらうために、小さなカイロを用意しておくと助かります。若い同僚が先に気づいて準備してくれていて、「先輩、これ、けっこう効きますよ」と教えてくれました。教わる側に回るのも、悪くないものですね。
帰りがけに、朝日ヶ丘神社の前を通りました。境内の銀杏はもう葉を落として、枝に雪が少しだけ乗っていました。夫に「今夜は鍋にしましょうか」とメールを送って、スーパーに寄って帰りました。白菜は、一玉買うと重たいですね。
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