申し送りと点呼は、親戚だった
朝5時、コーヒーを淹れてたらスマホが鳴りました。長女からのLINEです。「夜勤おわった、ねむい」の一行と、病院の窓から撮った朝の空。くもりで、白っぽいグレー一色。見栄えもしない空をわざわざ送ってくるあたり、ガチで疲れてるんだよな。オレはこれから出庫、向こうは今から寝る。親子で時差出勤、うまく噛み合わないもんです(笑)
聞けば、この春から1年目の後輩がついて、教える側になったらしいです。看護師も2年目になれば、もう先輩なわけで。夜中の申し送りで、患者さんの様子を順番に伝えて、点滴の残りを確かめて、と説明してくれる。それ、うちの点呼とほぼ同じ構造だったりする。オレも土曜の午前は若いドライバーの顔色を見て、アルコールチェッカーを吹いてもらって、「寝たか、体調どうだ、きのうの荷はどうだった」と聞いてる身なので、申し送りと点呼はほぼ親戚という話(違)。
県内の工場を回ってる途中、ラジオから70年代のアメリカの女性シンガーの、ピアノ一本で始まるバラードが流れてきました。あれは歌う人が自分の声の弱いところを隠さずにそのまま出すから、聴いてる側が勝手に背中を押されてしまう神盤の一曲なんだよな、なんて思ってたら、信号待ちで鼻の奥がツンとしました。娘が人の背中を支える仕事をしてる。そんな当たり前のことに、今さら気づくオレ。
昼休みに返信。「後輩には、自分が言われてうれしかったことだけ言えばいい。あと寝ろ」。長文になりかけたのを三回消して、これだけにしました。夕方見たら、既読と、親指を立てた猫のスタンプが一個。ジャムじゃない猫なのが、ちょっと悔しい(笑)
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