霧雨のなか、鍛冶屋さんで針を買いました
今朝は霧雨でした。傘をさすほどでもないのですが、そのまま歩くと眼鏡がうっすら曇るので、スカーフを巻いて、お寺までの十分ほどの道をゆっくり歩きました。
午前中は寺務の合間に、庫裏で使う布巾の繕いを頼まれまして、昼前に、お寺の近くの鍛冶屋商店まで針と糸を買いに出ました。古い木の棚に、布や糸や小さな日用品がきちんと並んでいる店で、店先の硝子戸が、霧雨でしっとりと濡れていました。
針は細いものを一袋、糸は生成りを一つ、しめて三百円ほどでした。帰ってから布巾の端をちくちくと縫い始めたのですが、荒れた指先に糸がときどき引っかかるのが、ささやかな難所です(笑)。
ところで、「鍛冶屋」という屋号なのに布を扱っているのが、前から気になっていました。調べてみたら、「鍛冶」はもともと金属を打って道具を作る人のことで、針も昔は鍛冶の仕事で作られていたのだそうです。なるほど、針を扱う店に「鍛冶屋」の名が残っているのは、不思議ではないようですね。店の方に確かめたわけではないので、これはわたしの推測です。
縫い終えた布巾は、ちょうどよい厚みになりました。明日は、パンの生地をこの布巾で覆ってみるつもりです。
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