朝の段取りに、ひとつ足す
母が退院して、そろそろ二週間になります。デイサービスは週に三回、迎えの車は朝の八時四十分。それまでの段取りを、まず書いておきますね。
六時に起きて、猫のごはん。ぬか床をひとかきまぜして、母の着替えを手伝います。朝食は、やわらかく炊いたごはんと、納豆と、お味噌汁。連絡帳に体温と血圧を書いて、お薬を袋に入れて、タオルと着替えをかばんへ。つい長くなりますが、これを毎回、同じ順番でやるのです。順番さえ決まっていれば、あわてずに済みます。
今朝は霧雨で、むっとする蒸し暑さでした。玄関の手すりにつかまって、母がゆっくり靴をはきます。
母の背中。
いつのまにか、小さくなって。
手すりを握る手だけが、昔のまま。
しばらく見入ってしまいました。
さて、きょうの足しごと。帰りがけに、近所の柿の木神社の前を通って、お参りがわりに頭をさげてきました。母は「ここの鳥居は、むかしはもっと大きかった」と言うのです。そんなわけないでしょう、と言いながら、わたしも少し笑ってしまいました。仕事と町内会の用事は、まぁ、なんとか続けています。一所懸命になりすぎないように、が、いまの目標です。
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