車いすの母と、庭の柿を見ていました
日曜日は、午後から母の顔を見に行きました。いま母は80歳で、まだ実家で一緒に暮らしています。
この数か月、母は家の中で過ごす時間が増えました。外出が減ったせいか、足が弱ったように見えます。今日は車いすを出して、縁側から庭が見えるところまで押していきました。朝までの雨があがって、日が差していました。最高気温は26度ほど。ちょうどいい日和です。
庭の柿の木に、実がいくつか色づいていました。母は、目を細めてしばらく眺めて、「今年は、数えられるくらいしかならんね」と言いました。数えてみると、全部で11個。去年の半分くらいだと思います。母は数えるのが早いので、私が数え終わる前に、もう答えが出ていました。農協の窓口にいた人は、さすがです。
旅館の方は、お客さんが減ったままで、早番の時間も短くなりました。そのぶん、母と過ごす夕方が増えています。それは悪くないと思っています。愚痴は、このくらいにしておきます。
猫のごまは、母のひざかけの上で丸くなっていました。母は黙って、背中をなでていました。そのうち、二人とも居眠りです。柿は、もう少し色がのってから、取ることにします。
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