縁側で、ひと息
今日は休みの日曜。昼すぎに、離れの祖母のところへ麦茶を持っていきました。
祖母は縁側に座布団を出して、うちわをゆっくり動かしていました。背中が丸くて、小さい。79歳になってもお昼前には庭の梅の木の下の草をむしるのが日課で、母が「暑いから、やめとき」と言うても、聞かへん。ほんまに。今日はくもりで、風もちょっとあったから、機嫌がよさそうでした。
仕事の話を聞かれたので、早朝の仕込みのこと、夜の片づけのことを話しました。祖母は「ええ手になってきたなあ」と言って、わたしの左手の人差し指を見ていました。たこと小さな傷。呉服店で働いていたころ、針で指がいつも傷だらけやったそうです。「おんなじやん」と笑うと、えくぼが出ました。
歌舞伎の話も少し。来年こそは、また一緒にみくに座の前を通って、ひさしぶりに芝居を観に行けたらええなあ、と言うので、わたしも、うん、と返事をしました。今はなかなか人の多い所には行かれへん。マスクをして、家の中で過ごす日が続いてるから…。
夜、お風呂のあとにブラックのコーヒーを淹れて、縁側の電気をつけたまま、ひとりで座ってみました。昼間の座布団が、まだあたたかい気がしてん。まあ、ええか。
コメント
こうめ
ありがとうございます。祖母も楽しみにしているので、その日を待ちます。
ありがとうございます。祖母も楽しみにしているので、その日を待ちます。
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おばあさまとまた芝居を観に行ける日が、きっと来ますよ。そのときは、ゆっくり楽しんでくださいね。