三階席の、いちばん後ろ
今日は休みをもらって、みくに座へ行ってきました。古い小さな芝居小屋です。久しぶりのお芝居。
席は三階のいちばん後ろ。マスクをして、となりの席は空けてあって、前よりずっと静かでした。咳をする人もおらんくて、みんな息をひそめて見ている感じ。わたしもつられて、ちょっとだけ背筋が伸びてしまった。
お目当ては、やっぱり見得の場面です。幕が引かれる前、役者さんがぴたっと止まった瞬間に、ほんまに息が止まりました。遠い席でも、ちゃんと届くもんやなあ。祖母が前に言っていた「後ろの席でも、ええ芝居は見える」は、こういうことやったんやろか。
帰りは風が冷たくて、くもり空のまま。最高気温も7度ほどやったらしいです。手がかじかんで、ポケットの中でずっと指を握っていました。左の人差し指のたこが、ちょっとだけ痛い。
家に帰ってから、ブラックでコーヒーを淹れて、パンフレットをめくりました。夜更かししそうやけど、まあ、ええか。
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