作品展に出す一枚が、決まらん
朝は五時半に起きました。いつもの通りです。妻の味噌汁を飲んで、作業場へ行きました。
今月は、写真クラブの作品展があります。出すのは二枚。候補を床に並べたら、たしか十四、五枚ありました。一番最初に並べたのは、海の夕焼け。どれも、よか顔をしとる。いや、どれも決め手がなか。老眼鏡をかけたり、はずしたり。しゃがむたびに腰がいかん。うっ、と声が出ます。
それがね、いちばん迷うのは春に撮った蔵の壁の写真です。なまこ壁の目地に朝の光が斜めに当たって、漆喰のふくらみがひとつひとつ影を持っとる。塗った職人の鏝の速さまで見えるごたる一枚で、わしは撮るとき、シャッターより先に「ようできとる」と口に出しとったくらいばい。
けど、クラブの人には、地味と言われそうです。夕焼けのほうが見栄えはする。
A3に伸ばすと、写真店で一枚千円ちょっと。二枚で二千円あまり。むかしなら、ためしに五枚くらい伸ばしよった。いまは一枚ずつ考えます。
窓から日が入って、昼まで並べとりました。結局、決めきれん。疲れて寝転んだら、天井の板の木目まで写真に見えてきた(笑)。続きは、また明日の朝。まあ、よかたい。
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