FC2

Field & Community Culture Platform

市民ブログ » 機影と三十一文字

ゆずは

雲の上を通る音

· カテゴリ: 日記・雑記

今日は、きのうの強い雨がまだ残っているような空で、小雨が降ったりやんだりしていました。傘をさすほどでもないけれど、手ぶらで歩くとすこし湿る、そんな降り方です。

仕事の合間に、五分だけ屋上に出ました。コンタクトのせいか、遠くの山の輪郭がいつもよりやわらかく見えて、雲の低いところだけがうっすらと橙色に染まっています。湿った風がまとめた髪のうしろをなでていくのが、くすぐったかったです。カメラは車に置いてきたので、スマホで一枚だけ撮りました。

ふと、海のほうから飛行機の音がして、顔を上げました。雲が低くて姿は見えないまま、音だけがゆっくり頭の上を通り過ぎていきます。見えないのに確かにそこにいるというのが、なんだろう、嫌いではないです。

家に帰ると、母に「また空ば見とったやろ」と言われました。はい、見ていました。ふふ。夜は温かいお茶を淹れて、ノートに一首だけ書きました。

見えない 機体の音が 雲を抜け 今日の終わりを ゆっくり運ぶ

空写真

PR 関連する商品(広告)

Supported by 楽天ウェブサービス

コメント

コメントはありません。

コメントの投稿にはユーザー登録(個人番号による本人確認)が必要です。

関連する記事

« 曇りの日曜、屋上でひと息 

カテゴリ・タグ

カテゴリ日記・雑記(121) 仕事・学校(421) 趣味・おでかけ(646) 動物・ペット(175) 食・料理(180) 季節・行事(261) 体と健康(211) 暮らし・家計(174) 家族・子育て(604) 世の中のできごと(13)
タグ家族日常雑記仕事母行事体調実家息子ごはん猫夫職場冬近所育児散歩長女夏秋節約日記日曜日失敗畑犬長男おでかけ休み休日