長女の五年生、三学期の初日は雨
今朝は雨でした。最低気温は五度近くまで下がったものの、降り方は冬というより春先のそれで、現場の養生を頭の中で三つ並べながら、コーヒーを淹れました。
長女は小学五年生です。三学期の話をしていたら、担任の先生が教室の掲示を「卒業まであと何日」に替えたそうです。五年生なのに気が早い、と思いましたが、聞けば六年生を送る会の準備が始まっているとのこと。段取りのいい学校です。長女は図工の時間に使う、会場の飾りのデザイン係に手を挙げたと言います。おとなしい子が自分から手を挙げるのは、親としては珍しい場面です。鉛筆の跡がついた指先で、ランドセルから下書きを出して見せてくれました。縮尺は、まあ、ありません(笑)。
ただ、線の引き方がどこか図面のようで、壁の高さに合わせて紙を継ぐ案まで書いてありました。わたしが家で図面を広げているのを見ているからでしょうか。仕事の背中は、思ったよりよく見られているものです。
今夜は、傘を玄関で乾かしながら、帰り道に通る夕凪の公園の話も聞きました。雨で誰もいないベンチが、ちょうど屋根の模型みたいだったそうです。感想までが建築なので、これも何かの縁です。わたしの背中は、どうやら家でも現場のままでした。
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