雨の土曜、湯気のむこうの柿の芽
朝から雨でした。庭の柿の木に、小さな芽がぽつぽつ出ていて、雨粒をのせて光っとります。
今日は日勤でしたが、土曜の雨は客足がゆるかった。駅待ちの車の中でワイパーの音を聞いていると、病院帰りのおばあさんが乗ってこられました。「雨のほうが、桜の散るのが早かろうね」と言われて、ほんなこつ、そうですねと返しました。窓の外では、先週までの花びらが道のはしにへばりついとりました。
帰ってからは、きなこが玄関で待っていて、ひざに乗ってきたけん、そのまま動けず。冷えた足に、あったかい毛がちょうどよか。母が台所から「夕飯は湯豆腐ばい」と言うので、豆腐は近所の柚屋で買ってきたものでした。
句をひとつ、手帳に置いておきます。
花の雨ひざに猫ののる夕べ
(季語は使えたかどうか。花の雨は春の季語でよかったか、あとで歳時記を引いてみます)ばってん、こういう何もない土曜も、書いておかんと忘れてしまうけん。まぁ、よかたい。
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