きなこは雨の日、箱になる
小雨の朝でした。窓の外は白っぽくて、柿の木の葉だけが濃く見えました。
うちの猫は、雨の日になると箱になります。丸くなって、前足を中に入れて、しっぽを体にくるりと巻きます。四角い座布団の上で、本当に四角くなるのが不思議ばい。わたしの部屋の窓辺で、昨日の大雨のあいだもずっとそうでした。5歳になって、動きがゆっくりになったごたる。
きなこは耳だけ動かします。雨粒が屋根に当たるたび、右の耳がぴくり。左はそのまま。聞き分けとるんでしょうね。わたしも仕事で雨を聞きながら待つことが多いけん、少し仲間のような気がして、朝の支度のあいだ、しばらく眺めていました。
父がリハビリの帰りに、庭から窓を見上げていました。きなこと目が合ったらしく、父は何も言わずに、右手だけ小さく上げました。きなこは動かん。ばってん、しっぽの先だけがぱたり。
一句できそうでできませんでした。「梅雨の猫」まで出て、あとが続かず。(季語は使えたかどうか)まぁ、よかたい。
コメント
関連する記事
- 見守るって、むずかしい(いとまき)
- 雨の水曜日、柿の木さまの前で(みっちゃん)
- 桃の花、もう終わりかけ(さんぽ)
- 義娘の進路希望調査票(いとまき)
- 母の家の玄関に、小さな変化があった(あずき)
| « 雨の駅待ちで、釣り銭を数えた | 雨の土曜、湯気のむこうの柿の芽 » |
カテゴリ・タグ
| カテゴリ | 家族・子育て(465) 食・料理(118) 季節・行事(192) 動物・ペット(114) 趣味・おでかけ(466) 日記・雑記(81) 仕事・学校(285) 暮らし・家計(129) 体と健康(155) 世の中のできごと(12) |
|---|---|
| タグ | 日常家族雑記仕事母行事体調実家息子夫職場近所冬ごはん育児猫夏節約秋長女散歩日曜日失敗休みおでかけ畑休日長男パッチワーク自転車 |