ランドセルが、玄関で待っていました
昨日、長男が小学校に入学しました。雨の一日でしたが、式のあいだだけは体育館の窓がしんと明るくて、並んだ新入生の背中が少しだけ誇らしく見えました。
今朝はくもりです。長男は七時前に起きてきて、玄関に置いたランドセルをもう三回も確認していました。中身はまだ筆箱と連絡帳だけなのに、それでも背負って鏡の前で向きを変えています。肩ひもがまだ余っていて、背中よりランドセルのほうが大きく見えるのが、なんだかおかしくて、愛おしいです。
午前中は家族で緑ヶ丘公園のほうまで歩いて、通学路の確認をしました。信号の位置と横断歩道の数を夫と二人で数えているあいだ、長男は先頭を歩いて、白線の上だけを選んで進んでいきます。次女は後ろから「おにいちゃん、はやい」と言いながら、小走りでついていきました。
わたしは来週からフルタイムに戻るので、朝は今までより早く家を出ます。しばらくは学童と母の手を借りることになりました。ふと、あの小さな手を引いて保育園へ通った朝のことを思い出しました。
四月の朝 黄色い帽子が ゆれながら 角を曲がって 見えなくなった
まだ詠みかけの一首で、結句はもう少し置いておきます。とりあえず、今日はここまでとします。
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