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こぐま

歌会で、結句だけ直されました

· カテゴリ: 趣味・おでかけ

先週末、公民館の歌会に出ました。月に一度の会ですが、顔を出せているのは、まだ三回に一回くらいです。

今回は、現場の朝を詠んだ歌を出しました。結句が「手を振ってみる」のままだと、少し自分に甘えている、と言われました。年上の方が、鉛筆で「手を振る」に直してくれて、「みる」を削っただけなのに、足場の上の空気がしんと締まって、なるほど、と声が出そうになりました。

短歌は、言い切るところに力が要ります。仕事の段取りと、少し似ているかな、と思いました。曖昧にしたまま進めた工程は、あとで必ず現場に響きますから。

帰りは、公民館の裏にある ことりの原公園 のベンチで、五分だけ座りました。日中は二十四度までしか上がらず、十月らしい過ごしやすさで、曇り空の向こうで日がゆっくり傾いていきました。直してもらった歌を、小さな声で二回読みました。

夜明け前 現場へ向かう 空にまだ オリオンがいて 手を振る

直したあとの方が、たしかに好きです。とりあえず、次の会にも出ます。

短歌雑記

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コメント

そよかぜ 2024-10-09
「みる」を削っただけで、空気が変わる。短歌の不思議ですね。直したあとの一首、結句がきりりとして好きです。
こぐま(投稿者) 2024-10-10
ありがとうございます。鉛筆の一画で締まるのを見て、言い切る怖さと強さを教わった気がします。次の会も、楽しみにしています。

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