初雪と、学ランの話
ご無沙汰しています。今朝は雪でした。十一月のうちに降るのは、このへんでは珍しいんですよ。昨日は暖かくて、雨だったのに。
あんこにとっては、初めての雪です。玄関を開けたら鼻先だけ出して、しばらく固まっていました。前足でそっと触って、また引っこめて。結局、朝の散歩はいつもの半分で帰ってきました。黒い毛に白い粒がのって、ごま団子みたいになっていました。
朝ごはんのとき、長男が「中学って、雪でも歩いて行くの」と聞いてきました。まだ四年生ですけど、近所のお兄さんが学ランで歩いていくのを、窓から見ていたらしいんです。ちなみに、学ランの「ラン」はオランダの「蘭」なんだそうです。もともとは、江戸のころに洋服を「蘭服」と呼んでいた名残らしいんですよね。調べてみたら、詰襟の形のほうは軍服から来ているそうです。そうと知ると、つい襟の高さばかり見てしまいます。職業病ですね。
中学に上がるのは、まだ二年半先です。長女は「お兄ちゃんだけずるい」と言っていましたが、何がずるいのかは、本人もよくわかっていない様子でした(笑)。
祝日ですが、お店は開いているので、わたしは少し早めに家を出ました。いまはわたしが切っている長男の頭も、学ランを着るころには床屋さんに取られるのかな、と。
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