来年の振袖、もう相談に来られました
ご無沙汰しています。気づけば、去年の夏のキャンプの話以来の更新でした。
今朝は、ゆうべの雪がうっすら残っていました。出勤前、長女に頼んで、浴衣で帯の練習台になってもらいました。腰紐を締めるたびに「くすぐったい」と逃げられて、なかなか進みません(笑)。余談ですが、七歳の女の子が初めて大人と同じ帯を結ぶお祝いを、もともとは「帯解き」と言ったんだそうです。七五三の七歳は、それの名残らしいんですよね。
先月、着付け技能士の2級に受かったことをオーナーに話したら、「じゃあ来年の成人式、ひとり任せようか」と言われました。それで今日、来年成人式を迎えるお嬢さんが、お母さんと下見に来られたんですよ。振袖はお母さんのものを仕立て直すそうです。帯を「ふくら雀」にするか「立て矢」にするか、鏡の前で三人で考えこんで、すっかり話が煮詰まってしまいました。ちなみに「ふくら雀」は、寒さで羽をふくらませた雀の姿から来ているんだそうです。冬の行事にはぴったりかな、と。
歌舞伎の娘役の振袖姿を思い出すと、袖の長さと帯の高さと鬘の髷の大きさがちゃんと釣り合うように考えられていて、横から見たときの線がほんとうにきれいなんです。だから、ヘアセットも帯の形が決まってから合わせたいなと、つい考えてしまいます。職業病ですね。
成人式まで、まだ十か月あります。それまでに、帯を結ぶ手が迷わないようにしておくつもりです。
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