ブランケットは三日目に重くなる
母の膝掛けに続いて、自分用のブランケットを編みはじめて、今日で三日目である。糸は太めのウールで、六十センチ角のモチーフをつなぐ方式。一枚ずつなら軽い。ただ、つなぎはじめると膝の上に全体が乗ってくるわけで、編み地の重さがそのまま右手首にかかってくる。案の定、三日目の夕方に、手首が悲鳴をあげた。
そもそも八月の終わりに、ウールを編むという選択が間違っている。今日は小雨で、それでも最高気温は三十三度あった。エアコンをつけた仕事部屋で、膝にウールをのせて、汗をかきながら編む。冷房の電気代は上がり、腕は疲れる。要するに誰も得をしない。(季節を先取りしたと言えば聞こえはいいが、ただの段取りの悪さである)
いちおう、対策は立てた。編み地を膝ではなくクッションの上にのせる。一段ごとに肩をまわす。三十分たったら、いったん針を置く。理屈は完璧だった。実行したのは最初の二十分だけで、あとは気づくと一時間たっている。凝り性というのは、止まれない人のことである。
結局、今日は残りのモチーフを数えただけで終わった。あと十一枚。手首の腱鞘炎ぎみは、去年のいまごろよりはましだとはいえ、無理はしないでおくしかない。冷たい麦茶を飲んで、湿布を貼って、今夜はゲームのコントローラーも持たずに寝ることにします。
コメント
かぎばり
台で受ける方法、試してみます。クッションよりも安定しそうですね。
台で受ける方法、試してみます。クッションよりも安定しそうですね。
ぬまさん
お疲れさまです。私も締切前に、休憩の約束を二十分で破ったことがあります。止まれない気持ち、よく分かります。
お疲れさまです。私も締切前に、休憩の約束を二十分で破ったことがあります。止まれない気持ち、よく分かります。
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モチーフ編みは、つなぐ段階で急に重くなりますよね。つなぐ分を床に置いた台で受けると、手首がだいぶ楽になりますよ。