外食は月に二回、と決めてみた
一人暮らしを始めて、自炊が中心になりました。理由は単純で、手取り十六万五千円で毎日外で食べたら、家賃を払う前に財布が先に終わるからです。ただ、台所に立つのが好きかというと、そうでもない。要するに、必要に迫られてやっているだけです。
今夜はぶりの切り身が安かったので、焼いて、大根おろしを添えた。冬のぶりは、焼くだけで八割方おいしい。残りの二割は、わたしの腕がぶち壊さないかどうかにかかっている。幸い、今日は壊さなかった。味噌汁は昨日の残りで、ご飯は炊飯器が勝手にやってくれた。わたしの仕事は、皿を並べるところくらいである(それを料理と呼ぶのは、ちょっと図々しい)。
外食は、月に二回までと決めている。先日は海沿いの 喫茶かもめ堂 に寄って、コーヒーを一杯、四百四十円。メニューが八ページもあって、案の定、十分悩んだ。結局いつもの甘いものに落ち着くのだから、八ページ分の悩みは誰の得にもならない。いちおう、本人は楽しんでいます。
自炊のいいところは、失敗しても文句を言う相手が自分しかいない点だろうか。いや、違う、文句を言う相手が自分しかいないから、毎回ちゃんと凹むのである。明日の弁当は残りのぶりにするしかない。
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