両手を広げて、四十分
朝、洗濯物を干していたら、風が結構強くて、タオルがばたばた揺れていました。昨日までの雨が嘘みたいに、空は真っ青です。よう晴れたやんな、と思いながら、洗濯ばさみを一つずつ留めました。
ほんで、家に戻ってから、先週届いた毛糸を出しました。今回のは「かせ」の状態の毛糸なんです(大きな輪にして、捻って束ねてあるもの)。このままでは編めないので、玉に巻く必要があります。かせ繰り器は持っていないので、夫に頼んで、両手を前に出してもらいました。その腕にかせを掛けて、わたしが端から順番に巻いていきます。
夫はソファに座って、じっと動かずにいてくれました。ただ、糸が手首に引っ掛かる度に「これ、どっちに回したらええの」と小声で聞いてきます。その都度、二人で手を止めて、解いて、また巻いて。ごまは動く糸が気になって仕方ない様子で、ソファの下から前足だけ出していました。
二玉目の途中で、義娘が二階から降りてきました。夫の格好を見て、目を細くして「お父さん、何しとるの」と。事情を説明したら「なるほど」と言って、麦茶を一杯飲んで、また自分の部屋へ戻っていきました。
結局、三玉巻くのに40分くらい。夫は「肩がしんどい」と、腕をぐるぐる回していました(笑)。わたしも少し肩が張りました。柔らかい手触りの、灰色の糸です。これで自分用のネックウォーマーを編む予定です。巻いてもらった分、目を揃えて、丁寧に編みます。
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