漁のない日曜の、朝ごはん
日曜は漁が休みだが、それでも目は4時半に開いた。体のほうが先に曜日を忘れているらしい。
朝ごはんは、ごはんと味噌汁と、いわしの煮干しを炊いたものに納豆を添えた。納豆は1パック105円で、米は5kgで2867円だった。母は買うたびに米の値段を口にして、ため息をつく。ため息の数は、たぶん値段にほぼ比例している。
煮干しは、先週の水揚げのうち形の崩れたものを分けてもらい、頭と腹を取って酒と醤油で5分ほど炊いた。売り物にならないだけで、味は変わらない。父は黙って3匹食べた。理由は、たぶん旨かったからだ。
食後はごまを連れて八幡さままで歩いた。往復で40分、朝でも気温は25℃近くあって、ごまは舌を出していた。石段の手前で水を飲ませたが、帰りは自分のほうが遅れた。9歳の犬に先を歩かれている。体力の問題ではなく、眼鏡を上げて足元を見ていたせいだ。(笑)
夜は日本酒を1合だけ飲み、肴は朝の残りの煮干しにした。朝と夜で同じものを食べても、満足は同じだけあった。収入が減っている身には、安上がりな性分である。
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