収穫を終えた田んぼと、八幡さま
朝6時過ぎに、ごまを連れて八幡さままで歩いた。気温は11℃ほどで、くもりだった。風は弱く、犬の耳が少し動く程度だ。
境内に、稲わらで編んだ小さな飾りが吊ってあった。秋祭りの準備らしい。氏子の人が3人、黙って脚立を押さえていた。例年なら太鼓を出して人が集まるが、今年は神事だけにすると、貼り紙に書いてあった。理由は、たぶんマスクの生活が続いているからだ。貼り紙の字は丁寧で、宮司さんが何度か書き直したのかもしれない。
祭りが小さくなるのは残念だ。ただ、見方を変えれば、人のいない境内は静かでいい。賽銭は5円にした。ご縁がありますように、という理由だけではなく、手持ちの小銭がそれしかなかった。
帰り道、堤防の手前の田んぼは、もう刈り取りが終わっていた。切り株が整然と並んでいて、数えてみたら、一列で40株を過ぎたあたりでごまに引っ張られた。結局、数えるのは途中でやめた。
今年は魚の値段が下がったので、遠出は控えて近所を歩くようにしている。そのぶん、近所の神社の季節の変わり目がよく見える。母はパートを辞めてから、家で祭りの話ばかりしていて、午前中の台所が少しだけ賑やかだ。家の中の祭りは、まだ中止にならないらしい。
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