夫が黙って皿を洗ってくれた
日曜の夜、夫と二人でゆっくり晩ごはんでした。霧雨で一日じゅう外に出ず、わたしは昼から仕事部屋にこもりきり。夕方に顔を出したら、夫が台所に立っとりました。
夫は無口な人です。食べながらも、「うまい」と「お茶いる?」くらい。でも、わたしが締切の話をぽろぽろしゃべるのを、うん、うんと聞いてくれる。独立して半年ちょっと、収入が安定せんのは正直こわいんですけど、「焦らんでええよ」とだけ言われて、あー、それね、と肩の力が抜けました。(この人の言葉数の少なさに、だいぶ救われとるなんよね)
そのあと、わたしが片づけようとしたら、夫が黙って皿を洗い始めて。右の手首が少し痛いのを、気づいとったらしいです。何も言わんのに、そういうところだけ見とる。ちょっと語らせてもらうと、マンガの無口なキャラが急にやさしいことをする場面、あれが好きなんです。まさに現実でそれをやられてしまった。ずるい。(語りすぎました)
食後は、二人で並んでテレビを見ながら、みかんを一個ずつ。仕事の時間と休む時間を、もう少しきちんと分けられるようになりたいなあと、ワークライフバランスなんて言葉をふと思い出した夜でした。とりあえず、そんな一日でした。
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