提灯の色を、紙に写しとる夜
今日はくもりで、そんなに寒くもなく、夜まで描いとりました。机にへばりついて、肩がえらいことになっとります。
うちの方の秋祭りが、もうすぐなんよね。母から携帯にメールが来て、「太鼓台の飾り付け始まったよ」と。写メも付いとって、まだ提灯が灯る前の、昼間の太鼓台でした。それでも、ちょっと見ただけで胸がそわそわするんです。あー、帰りたい。
ちょっと語らせてください。卒業制作が、地元の祭りの紋様と色をテーマにしたポスターなんです。太鼓台の刺繍の金と、幕の深い赤、それから提灯のあの橙。実際に夜に灯った色は、絵の具を何回混ぜても、同じにならんのですよね。昼に見る色と、夜の火に照らされた色が、まるで別もの。毎年見とるのに、今年は「この色、どうやって紙に置こう」ばかり考えて、見る目が変わった気がします。祖母は、子どものころ手を引いて太鼓台を見せてくれた人なんですが、今年は祖母にも、できあがったポスターを見せたいなあ。祭りの夜の一杯も、少しだけ付き合ってもらおうかな。(語りすぎました)
貯金はほぼないので、帰るなら夜行バスです。週末にスケッチ帳とコンタクトの予備を持って、とりあえず帰る方向で考えています。内定ももらえたし、今年の祭りは、きちんと目に焼きつけたいんよね。
とりあえず、そんな一日でした。
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