雨の日は、レジが長い
今日は朝からずっと雨でした。最高気温も20度に届かず、五月なのに少し肌寒い一日でした。
職場のスーパーでは、雨の日は青果売り場の動きが変わります。傘をさして来るお客さんが減るので、午前中は静かです。そのかわり、昼前になると、まとめ買いの人がいっせいにレジに並びます。今日も混む時間にレジへ入って、一時間ほど立ちっぱなしでした。
レジは、四月で六年になります。最初のころは、袋詰めの順番や、バーコードのない野菜の番号を覚えるだけで精一杯でした。いまは、手が先に動きます。ただ、マスクをしたままだと声がこもるので、「いらっしゃいませ」は、いつもより少しゆっくり、はっきり言うようにしています。仕切りのビニール越しに、小さくうなずいてくれるお客さんがいると、それだけで気持ちが軽くなります。
青果部の仲間は、同世代の女性が多く、私は聞き役です。今日の休憩室は、ほとんど野菜の値上がりの話でした。キャベツは百六十円台で、まだ落ち着いています。ほかの品物は、じわじわ上がってきました。値札を付け替えるたびに、お客さんの顔が浮かびます。
帰りに母の施設へ寄ろうかと思いましたが、雨がきつかったので、明日にしました。靴の中が湿ったまま帰って、ミケに足を嗅がれました。
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