ミケが、ストーブの前を譲らない
今日は朝から雨でした。仕事のあと、自転車を押して帰る道が、少し重かったです。
家に着くと、ミケが居間のストーブの前に陣取っていました。六歳になる三毛猫です。白い足先をそろえて、目を細めています。私が近づいても、どく気配がありません。仕方がないので、斜め後ろに座布団を敷いて、手だけ温めました。
このところ、ミケは日に日に動かなくなります。ごはんの時間だけ足にからんできて、食べ終えるとまたストーブの前に戻ります。妻は「冬は省エネね」と笑っていますが、灯油の減りは、この猫のおかげで少し早いようです。
夕方、二階の部屋でラジオをつけると、ミケも階段を上がってきました。スピーカーの横で丸くなって、年末の特番を一緒に聴いています。球場に行けなかった一年でしたが、こうして家で過ごす時間は、猫にとって悪くなかったのかもしれません。
来年も、この小さな同居人と、静かに年を越したいです。
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