黄色いカセットテープが出てきました
月曜日、仕事のあとに母の施設へ面会に寄りました。昼から小雨になりました。長く降る雨ではなく、午後には少し日が出ました。
先週、母から預かった実家の整理の箱を、昨夜ようやく開けました。紙袋の底から、ラベルのない黄色いカセットテープが一本出てきました。父の字で、鉛筆で「ラジオ 昭和五十五年」とだけ書いてあります。
再生できるのか分からず、2階のラジカセに入れてみました。しばらくは、ざーっという音だけでした。そのうち、夜の番組の始まりの曲が流れてきて、司会の声が入ります。途中で曲の頭が切れていて、父が停止ボタンを押すのが遅れたのだと分かりました。その少しの失敗が、父らしくておかしかったです。
今日は面会のときに、母に聞かせてみました。母は目を閉じて、「お父さん、夜中に一人で聴きよったなあ」と言いました。曲の名前までは出てきませんでしたが、帰りぎわに、もう一度かけてほしいと言われました。
テープは、これ以上傷まないうちに、妻に教わって、スマホで録音して残そうと考えています。ミケはカセットの音が珍しいのか、ラジカセの前で、じっと座っていました。
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