バスの中で見かけた、小さな親切
今朝は月曜日なので、いつものバスで出勤しました。四月になって、乗っている人が少し変わった気がします。新しいスーツの人や、まだ慣れない様子で停留所の表示を何度も見ている人がいて、私も三年前はああだったかなあ…と思ったり(笑)
途中の停留所で、大きな荷物を抱えたおばあさんが乗ってきました。席はほとんど埋まっていて、私も「譲ったほうがいいかな」と立ちかけたのですが、迷っているうちに、後ろのほうに座っていた制服の男の子がさっと立ち上がりました。声も出さず、ほんの一瞬のことで、おばあさんがにこにこ会釈をして座るまで、周りはほとんど気づいていなかったと思います。
私は、というと…立ちかけたまま中途半端な姿勢で、結局また座り直しました。ちょっと恥ずかしかったです。心配性なので、「声をかけて断られたらどうしよう」とか考えすぎてしまうんですよね。
降りるとき、あの男の子はつり革につかまって、何事もなかった顔で外を見ていました。かっこいいなあと思いながら、職場に着くまで少し反省していました。次は、迷う前に動けるようになりたいです。春の朝の、ささやかな宿題です。