風の朝、ムギとヒヨドリ
朝六時すぎ、ムギと近所を一周しました。くもりで、風が強い朝です(最大で秒速五、六メートルほど)。気温は一度を切るくらいで、手袋をしていても指先が冷えました。
途中のかもめ児童公園の脇で、ヒヨドリが三羽、電線に並んでいました。風に向かって頭を低くして、体を斜めにしたまま動きません。ムギは立ち止まって、じっと見上げていました。リードを短く持ち直して、僕も双眼鏡を出しかけたのですが、ムギが先に歩き出してしまい、結局、肉眼で見ただけです。散歩中の双眼鏡は、犬にとっては単なる待ち時間のようです(笑)。
ちなみに、ヒヨドリは日本ではほぼ一年じゅう見られますが、地域によっては冬に群れで移動するものもいます。この時期は、庭のミカンを半分に切って置いておくと、真っ先に来ます。うちの餌台も、メジロより先にヒヨドリに占領されることが多いですね。
帰り道、ムギは落ち葉の吹きだまりに鼻を突っ込んで、しばらく動きませんでした。風向きで匂いがたまる場所があるのでしょう。鳥は目で見て、犬は鼻で見ている。朝食の前に、野帳に「ヒヨドリ3、風強」とだけ書きました。まあ、そういうことです。
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