ばあちゃんの背中が、また小さくなった気がする
仕事のあと、ばあちゃんの家に寄ってきました。霧雨でじめっとしていて、わたしの冷え性の足がまじでいずい。
ばあちゃんは七十七歳で、ひとり暮らし。実家から歩いて五分だから、母が毎日のぞいているけど、わたしは週に一回くらい。今日は縁側の座布団にちょこんと座って、お茶をすすっていました。背中はたしかに丸くなって、前より小さく見えた。でも「ずるこ、ちゃんと食べてるのが?」と、第一声がそれ。人のこと心配してる場合かって(笑)。
帰りに、狐坂の稲荷さんの石段のところまで一緒に歩きました。ゆっくりだけど、杖もなしで、わたしより先に鳥居をくぐっていく。足腰はまだ大丈夫そう。手すりのあたりで一回止まって「ここ、昔より長くなったべ」と言うので、石段は変わってないよ、と返したら黙って笑ってました。
わたしが小さいころ、ばあちゃんは手を動かしながら昔話をしてくれたっけ。そのうち、また縁側で話を聞きたいな。ま、いっか、急がなくても。まず今度の休みに、また顔を出します。
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第一声がそれって、ばあちゃんらしい!おつかれ!