霧雨の堤防で、鳥を待つ
今日は休みだったので、朝、息子を学校に送り出してから、カメラを持って潮見の堤まで行きました。霧雨で、傘をさすほどでもなく、フードをかぶったまま堤の上をゆっくり歩きました。
干潮の時間だったらしく、泥の上にはシギが何羽か歩いていて、望遠レンズを向けてもピントがなかなか合いません。レンズの先に細かい水の粒がついて、ふいたそばからまた曇ってしまうので、とりあえずハンカチを首にかけて、鳥が近づくのを待つことにしました。
ふと、風が止んだ瞬間がありました。海のむこうの空は灰色のなかにうすい銀色が一本だけ通っていて、鳥たちがいっせいに首をあげたので、シャッターを切ったのはそのあとです。見返したら半分はぶれていました。ふふ。残りの数枚は、羽の先に小さな水滴がのっているのが写っていて、悪くないです。
指がかじかんで、帰りの車では暖房を強めにしました。肩もこっていたけれど、なんだろう、撮れない時間もふくめて好きなのかな、と思っています。
霧雨の 泥に足あと 点々と 鳥は知ってる 潮の戻りを
夕方、息子に写真を見せたら「これ、石?」と言われました。鳥です。たぶん。
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