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ゆずは

帰りの車内で、息子が寝ました

· カテゴリ: 家族・子育て

先週、二日だけ実家に帰っていました。夫は仕事で、息子とふたりです。電車とバスを乗りついで、息子はずっと窓にはりついていました。

玄関を開けたら、母が「ずいぶん歩けるごとなったね」と息子に言いました。父は何も言わず、帽子をかぶったまま、息子を肩に乗せました。それだけのことですが、見ていて、胸の奥がじんとしました。弟は四月から市役所で働いていて、夜遅くに帰ってきました。ネクタイをゆるめる手つきが、まだ慣れていない。ふふ、弟の顔ではなくて、新入りの顔でした。

夜、息子が寝たあと、二階の窓をあけました。雨のあとの空気が、湿っていて、やわらかい。雲のすき間に星がひとつ見えました。子どものころ、この窓から飛行機の灯りを数えていたのを、ふと思い出しました。

母に「また空ば見とるね」と言われました。はい、見ています。

とりあえず一首。

実家の窓 雨あがりの星 ひとつだけ 子どもの顔で 見ているわたし

帰りのバスでは、息子が肩にもたれて寝ました。重かったです。腰が少し痛い。でも、動けませんでした。

帰省実家空

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