年明けの机に、まず置くもの
今日は土曜ですが、仕事部屋の机に座りました。仕事始めというほどのことではなく、年明けの机を整えるための一時間です。
最初にやるのは、年末に積んだ紙の山をほどくことです。校正刷り、色見本、取引先からの封書。捨てるもの、とっておくもの、今月じゅうに返事が要るもの。三つに分けると、山は思ったより低くなります。会社員だったころは、年明けは誰かが机を拭いてくれたような気分で始まりましたが、いまは自分で拭くしかありません。その分、拭いた手ごたえはあります。
次に、手帳に今年の締切を書き込みます。カタログの校了、箱の入稿、展示会前のポスター。並べてみると、二月の終わりに重なっていて、ここは早めに手をつけたほうがよさそうです。誰にも言われなくても、自分の手帳が教えてくれます。
外は霧雨で、窓の向こうの柿の木が、枝だけの姿で濡れています。ストーブの前に足を出して、淹れたコーヒーを飲みながら、新しいノートの一ページ目に日付だけを書きました。まだ何も書かれていない行を見ていると、余白という屋号の意味を、毎年この日に思い出します。
明日は休みにして、神社に初詣の続きへ行くつもりです。仕事の本番は、週明けからにします。
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