父の杖と、朝のいなり広場
父が家に戻って、ひと月ほどになります。右の手と足が、まだ思うように動きません。
朝ごはんのあと、母とぼくで、父を連れて外を少し歩くようにしとります。今日は霧雨でした。寒いので、ぼくが編んだ手袋を、父にはめてもらいました。左手だけ、ちゃんと入りました。右は、母がそっと入れてやりました。
行く先は、近所のいなり広場です。家から、ゆっくり歩いて十分くらい。ベンチがあって、父はそこで一番最初に休みます。口数の少ない人なので、何も言いません。畑のほうを、ずっと見とります。盆栽の水やりは、今はぼくと母が交代でしとりますと言うたら、うなずいただけでした。
帰り道、父の杖の音が、こつ、こつ、と聞こえます。前は庭で鉢を持ち上げていた人やのになあ、と思います。
えーと、仕事は土曜でしたが、今日は休みの日でした。午後は編み物をして、ごまが毛糸にじゃれて、あかんかった(笑)。
ぼちぼちです。また書きます。
コメント
うたあみ
ありがとうございます。口の広さ、次に編むときに考えてみます。父は何も言いませんでしたが、外していませんでした。
ありがとうございます。口の広さ、次に編むときに考えてみます。父は何も言いませんでしたが、外していませんでした。
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手編みの手袋、お父さまもきっとあたたかかったでしょうね。右手は入れにくいので、口が少し広いと楽ですよ。