盆前の水路で、赤い尾を二つ見た
朝の水換えを終えて、いったん朝ごはんにした。ごはんと味噌汁と、昨日の残りの煮魚を並べて、よし、腹ごしらえはできた。
九時前に散歩に出たけれど、空はくもりのままで、それでも三十三度まで上がる日だった。歩き出して十分でシャツが背中に貼りついて、体力のない自分には真夏の散歩は短めがちょうどいい。とにかく川端橋の祠まで行こう、と決めて水路ぞいの道を歩いた。
橋の下の日陰をのぞくと、赤いものが二つ、ゆっくり動いていた。金魚だった。誰かが放したのか、ずっと前から居ついているのか、わからないまま、昨日の霧雨で水かさが増した流れに逆らわず、尾を振っているのを、しばらく立ち止まって見ていた。うちの琉金よりずっとやせていて、でも元気そうだった。
祠の梅の木の下でノートを出して、一句だけ書いた。
盆前の水路に赤き尾の二つ
うーん、字余りというか、どうもしまりがない。ひとまず今日はこれで置いておきます。帰りにスーパーで鯵の干物を二枚買ったので、昼は焼くかな。
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