濾材を洗った朝、水がすこし澄んだ
今日はパートが九時からなので、その前の朝のうちに、熱帯魚の水槽の外部フィルターを掃除した。ひさしぶりに蓋を開けたら、思っていたより中が汚れていた。
バケツに水槽の水を汲んで、ろ材をそっと揉み洗い。水道水で洗うと、せっかく育てたバクテリアが減ってしまうので、そこだけは守った。茶色いにごりがバケツいっぱいに広がって、あ、こんなに溜まっていたのか、と少し驚いた。ホースを戻すときに、また床に水をこぼした。とにかく拭くぞ、自分。
外は霧雨で、窓の向こうは白っぽい。水槽の棚の前に座っていたら、ネオンテトラが群れのままぐるりと向きを変えて、底ではコリドラスが砂をつついていた。掃除のあとは水の透け方がまるで違って、奥のアヌビアスの葉の筋まで見える。よし、地道にいこう。
金魚の水槽をのぞくと、琉金がこちらを見て餌の合図をしていた。ひとつまみ落としてやったら、水面がぱくぱくと賑やかになって、見ているだけで時間が過ぎた。出かける前に、麦茶を一杯だけ飲んだ。
水澄みて尾びれの影のはっきりと
祖母の句帳をまねて、ノートに書いてみた。季語は「水澄む」のつもりだけど、秋の季語として合っているのか、自信がない。あとで歳時記で確かめよう。
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