十銭硬貨の裏側を、ルーペで見る
月曜の朝、犬の散歩から戻って、仕事部屋の机に、小さな硬貨を一枚置きました。先週末に手に入れた、昭和初期の十銭のアルミ貨です。軽くて、手のひらにのせると、少し頼りない感じがします。
ルーペで縁を見ていくと、図案の細かさに、あらためて驚きました。表の模様は、当時の硬貨としては、かなりすっきりしています。それでも、細い線の一本一本が、きちんと立っています。小さな円の中に、これだけの設計が入っているのは、見ていて飽きません。
外は霧雨で、窓の向こうが白くけぶっていました。こういう日は、手元の細かいものを見るのに、ちょうどいいようです。ただ、老眼が進んできたので、眼鏡を上げたり下げたりしながらの作業になります。ルーペを持つ手より、眼鏡の位置のほうが落ち着かないのは、少し情けないところです。
収集は月に一万円まで、と妻と決めています。今月は、この一枚でほぼ使い切りました。長女が家を出てから、仕送りの分も家計に響いているので、数字は守るつもりです。
硬貨は、防湿のケースにおさめて、鍵のかかる棚にしまいました。夜になったら、台紙に、入手した日と状態を書き込みます。この書き込みの字を、いつも少しだけ丁寧に書いてしまうのが、自分でもおかしいところです。
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