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市民ブログ » 切手と墨のあいだ

ともぞう

十銭の穴と、龍の鱗

2013-05-19 · カテゴリ: 日常

雨の日曜日でした。朝から降りやまず、外へは出ずに、午後は仕事部屋でコインの整理をしていました。

この二年ほどで集まった明治の硬貨を、あらためてルーペで眺めています。とくに気に入っているのが、龍の図案です。龍は、鱗の一枚一枚が刻まれていて、髭の先まで細かく表されています。直径が三センチに満たない円の中に、よくこれだけ彫ったものだと感心します。広告の仕事で、小さな版面に情報を詰め込む苦労を知っているだけに、なおさらです。

集め方については、いまのところ決めごとが三つあります。ひとつは、高価なものには手を出さないこと。ふたつめは、状態にこだわりすぎず、図案の彫りがきちんと読めるものを選ぶこと。みっつめは、買った日と店と値段を、小さなカードに書いて、一枚ずつ添えておくことです。このカードは、書いているうちに楽しくなってきて、字の大きさや罫線の幅まで気になりはじめました。我ながら、凝りすぎかと思います。

妻には、コインのどこがそんなにおもしろいのかと、ときどき聞かれます。答えは「小さなポスターだから」なのですが、これはまだ、あまり伝わっていません。長女は、ルーペをのぞいて「龍の目が怖い」と言っていました。感想としては、なかなか的確です。

コイン雑記

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