12話目で泣くとは思わなかった
今日は朝から一日雨で、仕事から帰って、夕飯のあとに、録画をためていたアニメの最終回をやっと見ました。放送が終わって三か月、見よう見ようと思いながら、ずるずる先延ばしにしていた作品です。
山を舞台にした話で、主人公が、亡くなった祖父の古い地図をたよりに、ひとりで稜線を歩いていきます。途中で道を間違えて、半日むだにして、それでも「まあ、いいか」と笑うところが、とても好きでした。ぼくも先月、地図を読み間違えて、予定と違う沢に降りかけたことがあるので、画面に向かって「わかる、わかる」と声が出てしまいました。山の描写も細かくて、雨あがりの霧が尾根をのぼっていく場面は、何度か巻き戻して見たほどです。背景の木の影のつけ方まで、つい語りたくなってしまいます。
そして最終話の、祖父の地図の端に書かれていた小さなメモが出てくるところで、不覚にも泣いてしまいました。うちの祖父のことも、ふと頭に浮かびました。畑でいっしょに作業した午後のことです。
見終わってから、付き合い始めた人にLINEで「これ、すごくよかった」と送ると、「今度いっしょに見たい」と返ってきました。二周目になりますが、次の休みに、また最初から見ることになりそうです。照れくさいけれど、楽しみです。
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雨あがりの霧が尾根をのぼる様子は、実際の山でも見られますね。あの静けさは格別です。