雲の切れ間から見えた尾根
今日は朝から霧雨でした。学校の窓の外は、山がほとんど雲の中で、尾根の形も見えませんでした。
放課後、家に帰る途中で、はなみずき公園のベンチで、ちょっと休みました。ここは、うちの近くで、山がよく見える場所です。雨は上がりかけていて、雲が少しずつ動いていました。しばらくぼんやり見ていたら、雲の切れ間から、先週歩いた尾根がすっと現れました。
山岳部の先輩と登ったあの尾根です。あの日は、途中の分かれ道で、地図を見まちがえて、十五分ほど、ちがう方向へ歩いてしまいました。顧問の先生に「地図は、立ち止まって見ような」と笑われました。こうして遠くから見ると、まちがえた場所も、ここだったかなとわかって、おもしろいです。緑がこいめで、てっぺんのあたりだけ、白い雲が帽子みたいにのっていました。
数分で、また雲がかかって、見えなくなりました。ほんの短い間でしたが、得をした気分で帰りました。梅雨明けはまだ先のようです。次の山行までに、地図の読み方を、もう少し練習しておきます。
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