父の湯呑みを、仏壇に置きました
父が亡くなって、二年とすこしが過ぎました。今日は月曜で、仕事でした。朝のうちに母のところへ寄りました。
母は、ひとり暮らしにもだいぶ慣れたようです。庭の花に水をやって、畑の草を取って、いつも通りでした。ただ、台所の棚に、父の湯呑みがまだ残っとりました。
使う人がいないので、仏壇に置いたらどうかと言いました。母は少し考えて、そうするわ、と。洗って、お茶を入れて、供えました。まあ、これでよかったかなと思います。
葬儀のあとは、手続きや書類が続きました。気持ちが追いつかないまま、日がたちました。落ち着いてからも、ふとした時に、父のいない家だと気づきます。
父は口数の少ない人でした。自分もそうなので、あまり話らしい話は、しませんでした。それでも、朝に港の方へ散歩する父の背中は、よく覚えています。やっぱり、そこだけは今もはっきりしてますね。
帰りに、近所の朝日ヶ丘の神社の前を通りました。父が元気なころ、正月にはここへ歩いて行っていました。今日はくもりで、少し蒸しとりました。鳥居の前で手を合わせてから、会社へ向かいました。
とりあえず、母が元気そうでありがたいです。また書かせていただきます。
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