寝顔を見ながら話したこと
昨夜は、帰ってから妻と少し話をしました。娘は、ちょうど寝たところでした。
来年の春から、妻は歯科医院の受付に戻ります。その話です。娘を預ける先を、いつ見に行くか。慣らし保育は、どのくらいかかるか。妻はメモを書いていて、項目がもう十ほどありました。きちんとした人です。私は、うなずくのが仕事でした。
「まだ一年あるのに」と言うと、「一年なんて、すぐでしょう」と返されました。たしかに、この子が生まれてから、まだ十か月も経っていません。それなのに、だいぶ前のことのように思います。
話の途中で、娘が寝返りを打ちました。二人とも黙って、しばらく見ていました。口がむにゃむにゃ動いて、また静かになりました。こういうとき、理屈は役に立ちません。
結局、メモの最後に一行足しました。「無理をしない」。書いたのは私で、妻は少し笑っていました。この家の議事録は、だいたいこうして終わります。
今日は霧雨でしたが、昼には気温が上がりました。朝は、傘を持つか迷う程度の降りでした。
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