伝票の山と、雨の水曜日
水曜日はパートが休みなので、今日は朝から雨の音を聞きながら、先週の仕事のことを思い返していました。
会計事務所のパートで、いちばん時間をかけているのが伝票のチェックです。月・火・木・金の午前中に、お客さんから届いた領収書や請求書の束を、日付と金額、勘定科目の順に見ていきます。簿記の知識が役に立つのはこの場面で、「この科目はちょっと違うかな」と引っかかったものに付箋を貼って、職員の方に確認してもらいます。四月から五月にかけては決算の書類が重なるころで、先週も机の上が紙だらけでした。
先週のうっかりを一つ。同じお店の領収書が二枚あって、金額も日付も同じなので、二重に入力したと思い込み、片方を外しかけました。よく見ると、時刻が十分違っていて、同じ品物を二回買った別の領収書でした。外す前に気づいてよかったのですが、「同じに見えるものほど、よく見る」という、当たり前のことを改めて教わりました。税理士の先生に話すと、笑って「それは、よくある」と言ってくれました。
仕事から帰ると、きなこがいつも玄関で待っています。雨の日は窓辺に座って、外をじっと眺めていることが多く、今日も一時間ほど動きませんでした。伝票より、雨粒のほうが数えがいがあるのでしょうか。明日からまた四日間、紙の束と向き合います。連休前に、きりのいいところまで進めておきたいところです。
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