妻に、傘をさす順番を決められた件
月曜は朝から雨。午前5時に家を出るときも、まだ降っていた。夕方4時すぎに戻ると、妻が玄関で待っていて、「今日、このあと少し出かけない?」と言う。雨なのに、と思ったんだけど、聞くと、近くの北原中央公園の銀杏が、そろそろ色づいているか見たいらしい。
傘は、うちに2本ある。大きいのが1本、小さいのが1本。自分が大きい方を持つつもりでいたら、妻に止められた。「あなたは、一日中運転して、肩がこってるでしょう。大きい傘は、重いから私が持つ」。いや、そこなんですよ。傘の重さの差は、たぶん300g(※実測はしていない)くらいで、それでも、そう言われると断りにくい。結局、小さい方を持って歩いた。
公園の銀杏は、まだほとんど緑だった。端の一本だけ、葉の先が少し黄色くなっていて、妻は「ほら、あそこ」と嬉しそうに指さす。自分が、あと10日か2週間くらいで色が変わるだろうと言うと、「じゃあ、また来よう」と返ってきた。次の休みの予定が、こうして決まっていくわけです。
帰りの道で、靴の中が、すこし湿っていた。安全靴ではなく普通の靴なのに、地味に仕事のときより重い。家に着いて、妻が先に傘を閉じ、「ほらね」と言う。何が「ほらね」なのかわからないまま、うなずいておいた。
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