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ろくさん

最後の雪かきは三月だった

2020-04-13 · カテゴリ: 日常

霧雨の月曜日。最高気温も9℃に届かず、四月なのに肌寒い。パートが休みなので、車庫に雪かきの道具をしまった。

今季の最後の雪かきは、三月の半ばだった。そこから一か月、スコップとスノーダンプは玄関脇に立てかけたままだった。まだ降るかもしれないという気持ちが半分、単に面倒だったのが半分だ。ただ、きのう歩いて見に行った八幡公園では、日陰の吹きだまりまで消えていた。さすがに、もう降らないだろう。

スコップは水で洗って、刃の泥を落とし、乾いてから薄く油を引いた。錆びると、来年の最初の一回で手に響く。除雪機は、燃料を抜いて、カバーをかけた。手順は毎年同じで、書き出して貼ってある。元の仕事の癖で、手順がないと落ち着かない。

母が施設に入って、十日余りになる。面会は今、玄関先で短く済ませるだけだ。先週は、窓ごしに手を振るところまでだった。雪のない庭は広く見える。その庭を、猫が窓から見ている。雪かきは嫌いだが、片付けたあとの車庫が、少し静かなのはさびしい。

雪日常

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