母の家の窓を、開けてきました
日曜の午後、母の家に寄りました。霧雨で、気温は35℃まで上がった日でしたが、軒下に入ると少しだけ涼しかったですね。
母は77歳で、ひとり暮らしを続けています。父が亡くなってから、そろそろ八年半になります。玄関を開けると、昼の湯のみがひとつ、流しに伏せてありました。冷蔵庫の中は、麦茶と豆腐と、前に僕が持っていったパウンドケーキの残り。切り口が乾いていたので、ラップを巻き直しました。
母は「そんなに来なくていいんだよ」と言います。でも、帰りぎわには、必ず玄関まで出てきます。腰が痛いと言いながら、庭の鉢にじょうろで水をやっていました。僕が代わろうとすると、「自分でやるから」と。まあ、そういう人です。
ひと通り、窓を開けて風を通しました。居間で二十分ほど座って、麦茶を二杯。テレビの音が、少し大きいかなあと思いました。補聴器の話は、今日は出しませんでした。
帰りの車で、長男の就職先の話を母にしたときの顔を思い出していました。「愛知か、遠いねえ」と言って、すぐに「元気ならいいよ」と。子どもが二人とも家を出て、母は、僕のことも同じように思っているのかなあ、とふと考えました。来週も、また寄ります。
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