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なおやん

十四夜ぶんの「観測せず」

· カテゴリ: 趣味・おでかけ

今日は、朝から小雨だった。夜も空は閉じたままで、庭の望遠鏡は、カバーをかけたまま動かせなかった。仕事から戻って、夕食のあと、書斎で古いノートを読み返すことにした。

2020年12月に口径20cmのドブソン式を買ってから、ノートは五冊目になる。ページをめくると、日付、時刻、透明度、シーイング、見た対象が、きちんと並んでいる。ところが、四冊目の後半だけ、書き込みの少ないページが妙に多い。数えてみると、雲で何も見られなかった夜の記録が十四回分あった。「曇り、観測せず」とだけ書いて、日付を入れてある。つまり、見えなかった夜まで、私は残していた。(几帳面というより、ただの癖だと思う)

この十四回を並べると、天気の傾向が見えてくる。秋の長雨の前後に偏っていて、月の満ち欠けとはほとんど関係がない。それに、星が見えた夜の記録より、見えなかった夜の記録のほうが、あとで読むと、その日の庭の空気を思い出させる。

明日の夜も、予報は思わしくないらしい。いちおう、赤いライトと、ダウンは、玄関の脇に出してある。きなこは、望遠鏡のカバーの上に座ろうとして、途中でやめた。それにしても、近づかない猫である。

星日常読書

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