小雨の日曜、傘をさして城跡を一周した
今日は日曜で、仕事は休みでした。朝から小雨で、昨日の大雨のあとだけに、遠出はやめて、実家の近所にある狐坂神社のわきから登れる、地元の城跡を歩くことにしました。妻は「雨なら家で本を読む」と言うので、今日は一人です。
この城跡は、天守などの建物は残っていません。あるのは、土塁と空堀と、曲輪の段差だけです。晴れた日には地味に見えますが、雨の日は、堀の底に水がたまって、かつての形がよくわかります。昨日は一日で39mmほど降ったので、水路のように光っていて、ここを攻めるのは大変だっただろうと、傘の下で一人で納得していました。
土の城は、石垣の城に比べて、見るところが少ないと言われます。ただ、土塁の高さや、堀の角度を見ていくと、造った人の考えが、だんだん読めてきます。今日は、堀が急に折れ曲がる場所を見つけました。横から矢を射かけるための工夫ではないかと思って、しばらく眺めていました。風も強かったので、傘が裏返りかけて、あわてて押さえたのは、ここだけの話です。
帰り道、靴は泥だらけで、ズボンの裾も、ぐっしょり濡れました。玄関で妻に見られて、静かに笑われました。次は、晴れた日に同じ道を歩いて、堀の形が雨の日とどう違うか、見比べてみるつもりです。
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